鹿島 清水
2021 sec 01
マッチプレビュー
みどころ
昨シーズン中に一定の完成度までもっていった鹿島アントラーズと、今シーズンからガラッと陣容を変えて望む清水エスパルスという対称的なマッチアップ。チーム完成度としては鹿島が上のはずだが、ブラジル籍選手の合流が遅れているのが不安材料。清水は新しいチームの初戦ということで高いモチベーションで臨める試合。とにかく、シーズンオフに注目の補強を施した清水のサッカーがどうなったか確認したい。
Home:
鹿島アントラーズ
前節からの流れ
移籍の噂もあったエヴェラウドが残留しただけでなく、ピトゥカ、カイキといったブラジル籍選手も補強。
主な移籍は以下の通り。なお、昨シーズン奈良が背負った鹿島伝統の背番号3は一旦空き。これは早期のレンタルバックも視野にいれつつかも。もう一つの伝統の背番号13は荒木が背負うことになった。
- IN
- ディエゴ ピトゥカ
- アルトゥール カイキ
- OUT
- 奈良竜樹(→福岡:期限付き)
- 伊藤翔(→横浜FC:完全)
- レアンドロ(→FC東京:完全)
- 名古新太郎(→湘南:期限付き)
- 山本脩斗(→湘南:完全)
昨シーズン後半から破壊力を増してきたエヴェラウドと上田絢世のセットは今シーズン序盤から活躍する予感もある。
予想スタメン、フォーメーション
ブラジル籍選手不在の穴を若手が埋めることができるか?
昨シーズン後半からチームとしてのフィット感が高かったため、大きなフォーメーション変更はないと予想。一方で、ブラジル籍選手の合流が遅れていそうなので、そのあたりまずは考慮した布陣を敷かざるを得ない。
注目ポイント
エヴェラウドがサイドに流れ、相手SBとの競り合いに勝つところから攻撃が始まり、土居やファンアラーノが、裏抜けする上田にスルーが渡る、という形にハマると盤石な戦いができそう。一方で、LSBは山本が抜けた穴を杉岡がカバーしきれるか。昨シーズンはベンチ外になることもあった”東京オリンピック世代”は、今シーズン巻き返すチャンスと捉えられるか。
-
レオ・シルバ:1月14日にコロナウイルス感染ということで、しばらく合流は難しそう。
Goal.com鹿島アントラーズは15日、ブラジルに帰国しているMFレオ・シルバが同国内で前14日に新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定となったことを発表した。
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カイキ、ピトゥカ:来日未定の状況
J1リーグ鹿島アントラーズのザーゴ監督が2月4日夜にキャンプ地の宮崎に入り、5日のトレーニングから指揮を執った。ザーゴ監督、クォン・スンテ、エヴェラウド、ファン・アラーノがこの日から合流、レオ・シルバは2日に日本に戻り隔離期間を経て17日にチームに加わる予定だ。一方、新加入のアルトゥール・カイキ、ディエゴ・ピトゥカの来日と合流のスケジュールは未定となっている。
Away:
清水エスパルス
前節からの流れ
監督も代わり、シーズンオフにかなり積極的な補強を敢行。全く新しいチームになっているはず。
主な移籍は以下の通り。昨シーズン出場機会の多かった選手も完全移籍の形で移籍し、他チームで存在感を放っていた選手を完全移籍で獲得している。
- IN
- 指宿(←湘南:完全)
- ディサロ(←北九州:完全)
- 原(←鳥栖:完全)
- 片山(←C大阪:完全)
- チアゴ サンタナ
- 権田(←ポルティモネンセ:期限付き)
- OUT
- 金井(→甲府:完全)
- 鄭大世(→町田:完全)
- ファン・ソッコ(→鳥栖:完全)
- 六反(→横浜FC:完全)
- ティーラシン
- ジュニオール ドゥトラ
予想スタメン、フォーメーション
新生清水エスパルスの方向性を確認したい一戦
Goal.comの予想では、442としているが、策士ロティーナのことなので、シンプルな戦術を目指している感じではないだろう。C大阪から自身とともに引き連れてきた格好のLSB片山が重要な役割を持っているとみてよさそう。また、GK権田の獲得で、C大阪時代のキム・ジンヒョン同様GK絡めたビルドアップするという武器を手に入れたのは大きいはず。
注目ポイント
Goal.comの予想では、442としているが、策士ロティーナのことなので、シンプルな戦術を目指している感じではないだろう。C大阪から自身とともに引き連れてきた格好のLSB片山が重要な役割を持っているとみてよさそう。また、GK権田の獲得で、C大阪時代のキム・ジンヒョン同様GK絡めたビルドアップするという武器を手に入れたのは大きいはず。
外部リンク
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J League Official
https://www.jleague.jp/match/j1/2021/022705/preview#preview/